もしかして、あなたもこんな感覚に心当たりがあるのではないでしょうか。
「自分の中に、自分ではない何かがある気がする」
「願いを込めて引き寄せをしても、どこかで“本当の力”に触れていない気がする」
その違和感、見過ごさないでください。そこにこそ、超意識という“もう一人のあなた”が隠れているのです。
「超意識って結局、何なんですか?」という問いに、正面から向き合う
スピリチュアルな世界ではよく「超意識」「潜在意識」「宇宙意識」など、さまざまな言葉が飛び交います。
でもそれらの違いをきちんと理解できている人は、実はとても少ないのです。
あなたは今、どの意識で生きていますか?
- 顕在意識(Conscious):日常で感じたり考えたりする自覚のある意識
- 潜在意識(Subconscious):感情や記憶、行動のクセをつかさどる“無自覚な司令塔”
- 超意識(Superconscious):あなたという個を超えた“創造の源泉”
この三層の意識は、単なる概念ではありません。あなたの現実そのものに影響を与えている、実在する構造なのです。
世界的な精神科医であり、スピリチュアル哲学者でもあるディーパック・チョプラはこう語ります。
「意識とは、宇宙が自らを知るための手段である。」
この言葉が示すように、超意識とは「自分という枠」を超えたところで、
宇宙そのものがあなたを通して“自己認識”している状態だと考えることができます。
超意識=宇宙の“源コード”? 想像を超える意識の姿
では、超意識とは実際にどのような働きをしているのでしょうか?
想像してみてください。
あなたの人生が1本の映画だったとして、
顕在意識は「今見ているシーン」
潜在意識は「台本とカメラの操作」
超意識は「すべてのストーリーの原型そのもの」です。
それは、たとえるなら宇宙の“ソースコード”。
つまり、すべての可能性が同時に存在している領域のことです。
そこには“まだ生まれていない未来”も、“過去になった選択肢”も、全部含まれています。
でもそのままではただの「無限の可能性」でしかありません。
そこで登場するのが、潜在意識です。
潜在意識は、超意識のエネルギーを受け取り、あなたに合った形で現実に落とし込みます。
そして顕在意識が、それを「現実」として受け取るのです。
この三層構造が、あなたが今ここに立っている理由を説明する、最もシンプルな宇宙論になります。
ネヴィル・ゴダードが教える、“創造主としての自分”に目覚める方法
ここで、20世紀の伝説的な意識思想家ネヴィル・ゴダードの言葉をご紹介します。
「あなたが想像したことは、すでに“超意識の中では存在している”。」
これは衝撃的な一言です。
なぜなら、私たちは「まだ叶っていない」と思っている願いでさえ、**すでに“存在している”**という前提で語っているからです。
ネヴィルは、「想像すること=創造すること」だと何度も繰り返しています。
でもその“想像”とは、顕在意識のレベルではなく、超意識とつながった状態で行われるイメージのことです。
つまり、
- なんとなく思いついたイメージ
- なぜかずっと惹かれてきた夢
- 諦めきれないけれど、うまくいかない願い
これらは、実は超意識があなたを通して“自分を形にしようとしている”サインかもしれないのです。
もし超意識と切り離されたまま生き続けたら?
ここで、少しだけ怖い話をします。
もしあなたが、顕在意識だけで人生を生き続けたとしたら——
どうなるでしょうか?
- 同じ悩みを何度も繰り返す
- 違う場所に行っても、なぜか同じ人間関係にぶつかる
- 願っても、変わらない現実
- どこかで「これでいいの?」という不満がくすぶる
それはまるで、深い宇宙の中で“ローカル放送”だけを見て生きているようなものです。
あなたはもっと大きなスケールで設計されているのに、
その力にまだ気づいていない。
でも、その扉はすぐそばにあります。
あなたが「私は誰か?」という問いを真剣に見つめたとき、
その扉はひとりでに開きはじめるのです。
まとめ
超意識とは、あなたの頭で理解できるような存在ではありません。
それは“すでにあなたの中で動いている何か”に気づくことです。
- 顕在意識は現実を「見て」いる
- 潜在意識はそれを「形にして」いる
- そして超意識は、それを「生み出して」いる
この三者がすべて統合されたとき、あなたの人生は“誰かの物語”から、あなた自身が紡ぐ創造の旅へと変わります。
あなたは、超意識とつながった“自分を超えた自分”になれるのです。
そしてそのとき、世界の見え方はまったく違ったものになるでしょう。