仮想世界

【魂はどこへ行くのか?】“白い光のトンネル”の正体と死後の本当のプロセス

白天 烈光(はくてんれっこう)

スピリチュアルブロガー。宇宙意識の探究者。世界トップクラスのスピリチュアルリーダーから学んだ自己超越のメソッドを発信。次元を超えた叡智を届け、魂の覚醒をサポートする。

夜中にふと目が覚めて、時計を見ると3時33分。そんなとき、なぜか胸にうすら寒いものが広がる。
「この世界って、ほんとうに現実なんだろうか?」
あなたの中にそんな問いが浮かんだことがあるなら、それはただの偶然ではありません。
魂は時おり、眠っている意識に向けてノックをしてくるのです。

この世界では、死はすべての終わりだと思われています。
でも、それは本当でしょうか?
人は亡くなった瞬間、意識が一瞬にして抜け出し、「白い光のトンネル」が見えるといいます。
その光の中へ進んでいくと、やがて“あの世”へ導かれる——そう語られてきました。

けれど、もしその白い光が「誘導」ではなく、「回収」だったとしたら?
もし、あなたが“どこかの仕組み”によって、無意識のうちに選ばされているとしたら?

白い光はまるで、美しく整えられた出口のように見えます。
けれどその実態は、見えないベルトコンベアーかもしれません。
気がつけば、何の意志もなく、またこの地上に送り返されている——そういう存在が、この世界には無数にいます。

そしてそれは、あなただけが特別に逃れられるものでもありません。
ただ生きて、ただ死ぬ。そう信じている限り、白い光はあなたを「次の転生」へ連れていくだけ。
まるでデパートのエスカレーターのように、抵抗も選択も許されずに。

ではなぜ、白い光に引き寄せられてしまうのでしょうか?
それは、あなたの魂の周波数が、その光にぴったり合っているからです。

怒りを抑え込んでいた日々。
心から笑えなくなったあの頃。
「もういいや」と諦めて流されたあの瞬間。
それらが少しずつ、あなたの波動を下げていく。
そして気づけば、魂はバラバラに引き裂かれ、“光の磁場”に吸い寄せられるただの葉っぱのような存在になっているのです。

魂の統合を怠ったまま死んだ人は、その断片化されたエネルギーが白い光に呼応します。
そしてそれは、「魂の記憶喪失=スピリチュアルアムネジア」の状態。
自分が誰だったか、どこから来たのかも忘れ、また一から始めることになる。

あなたの今の不満——その正体は、実はここにあるのかもしれません。
「なんか物足りない」「どこか不自然」「すべてが他人事に感じる」
そうやって、あなたはこの世界に対してどこか他人のように振る舞っていませんか?

それはもしかしたら、“何度も繰り返された転生”の結果、
あなたの魂が疲弊しきって、もうこの世界に対して本気で向き合えなくなっているからかもしれないのです。

けれど、知ってください。
この仕組みから抜け出す方法は、たしかに存在します。
そしてそれは、空想や宗教的な救済ではありません。
魂の周波数を変えること。たったそれだけです。

あなたが感情を癒し、未完の想いを統合し、
もう「人生に抗わない」ことを選んだとき、
あなたの中にある周波数は、白い光にはもう引き寄せられなくなります。

そのとき、あなたの目の前には
白い光ではなく、透明な光=クリアライトが現れるでしょう。
それは、何も強制しません。ただ、選ばせてくれます。
「あなたは、次にどこへ行きたいですか?」と。

この“選ばせてもらえる”という感覚は、地上での人生ではなかなか味わえないものです。
なぜならこの世界は、選ばされることで溢れているからです。
服も、生き方も、働き方も、信じる価値観さえも。

でも本当は、あなたはいつでも選べる存在だったのです。
それに気づくのが、この人生最大の“目覚め”です。

けれどもし、このまま何も知らずに死んでしまったら?
知らぬまま、また白い光に吸い込まれ、目覚めることのない人生を繰り返すとしたら?
そのたびに魂は疲弊し、魂の核そのものが薄れていくとしたら?

想像してみてください。
あなたが「死」を迎えたときに見えるあの光が、扉ではなく、牢屋の入り口だったとしたら。

でも、違う未来もあるのです。

あなたの魂が統合され、すべての感情を愛と光で包みこむことができたなら——
そこに見えるのは、光ではありません。
ただ「在る」という静かな感覚。どこにも行かなくても、すでに在るという確信。

死は、終わりではなく、通過点でもありません。
それは、「今この瞬間」のあなたの意識によって書き換えられる、魂の選択画面なのです。