いきなり残酷なことを言います。
あなたは、生まれた瞬間から「従順な家畜」として育てられてきました。そしてほとんどの人が、それに気づかないまま一生を終えます。
教育とは、疑問を持たない人間を量産する装置だった
思い出してください。学校でほんとうに評価されたのは、賢い子ではなく「従順な子」でした。
手を挙げて答える。列に並ぶ。チャイムで動く。決められた答えを書けば丸をもらえる。それは学びではありません。命令に疑問を持たず従う訓練です。
「なぜ?」と聞く子どもは、うるさがられて黙らされる。こうして私たちは、問いを捨てることを覚えさせられたのです。誰にとって都合がよかったのか、少し考えればわかるはずです。
あなたを飼い慣らす、見えない檻
鎖は足にはありません。あなたの頭の中と、通帳に埋め込まれています。
借金という首輪。いまや大学生のおよそ半分が、奨学金という名の借金を背負って社会に出ます。数百万円を、何年もかけて返していく。逆らう前に、もう縛られているのです。(日本学生支援機構)
「安定」という餌。檻の中でエサをもらえる安心と引き換えに、あなたは外に出る自由を差し出しました。安定とは、飼育のことです。
娯楽という麻酔。1日に4時間も5時間も、私たちはスマホに時間を溶かしています。考えるすきを、そうやって静かに奪われていくのです。
「これが普通だ」と言う人こそ、いちばん深く眠っている
あなたがこの現実を誰かに話すと、こう言われるでしょう。「考えすぎだよ」「みんなそうやって生きてる」。
その言葉こそ、飼い慣らしが完成した証拠です。檻の心地よさに慣れきった人は、檻を出ようとする者を引きずり戻そうとする。悪気すらありません。彼ら自身が、それを"優しさ"だと信じ込まされているからです。
檻の存在に気づいたいま、次は「どう外へ出るか」です。目醒めと自分軸の取り戻し方を学べる講座もあります。
怒っていい。でも、燃やす相手を間違えるな
ここまで読んで、腹の底から怒りが湧いているなら、それは正常です。騙されていたと知って、怒らないほうがどうかしています。
ただ、その怒りを、隣の誰かにぶつけないでください。あなたを縛る仕組みの中では、隣で不機嫌そうにしている人も、同じように余裕を奪われた一人です。分断され、いがみ合う家畜は、決して檻を出ません。怒りは、他人を攻撃するためではなく、自分を檻から引き剥がすために使うのです。
結局、自分で動くしかない
残酷なことを言います。この仕組みは、あなたが気づいても、怒っても、勝手には解いてくれません。誰かが助けに来ることもありません。
だとしたら、動かせるのは自分だけです。テレビを消す。常識を保留する。「なぜ?」を取り戻す。スマホに溶かしていた時間を、1日30分でも「自分の頭で考える時間」に戻す。それだけで、檻の格子は少しずつ透けていきます。気づいて、そして自分の足で動き出した人から、静かに、確実に、自由になっていくのです。