もしかして、光に向かって歩いているはずなのに、心はどんどん沈んでいっていませんか?
「私だけが間違ってるのかもしれない」
そう感じているあなたにこそ、今どうしても伝えたい真実があります。
これは、あなたが“落ちている”のではなく、“目覚めに近づいている”証拠なのです。
波動が上がると、なぜ絶望感が強まるのか?
スピリチュアルな目覚めに足を踏み入れると、多くの人が最初に体験するのは「光」ではなく、「絶望」や「孤独」だったりします。
それはおかしいことではありません。むしろそれこそが、アセンションの通過儀礼とも言えるのです。
アセンションによって意識が拡大すると、それまで押し込めていた“見たくないもの”が、まるで押し流されるように浮かび上がってきます。
- 幼いころの傷
- 過去世の記憶
- 集合的な悲しみや恐れ
- 言葉にできない不安
それらは「ドゥームインプリント」とも呼ばれる、魂に刻まれた深い記憶。あなたが悪いから、波動が低いから出てきたわけではありません。
むしろ、あなたの意識が高まったからこそ、それが浮かび上がってきたのです。
“闇落ち”は、本当に堕落なのか?
誰かにジャッジされたわけでもないのに、「私、落ちてる…?」
そんな感覚が続くと、自己否定や不信が膨れ上がります。
でも、ちょっと考えてみてください。
その“落ちていく感覚”の正体は、あなたが本当の力を思い出す過程での「内なる抵抗」ではないでしょうか?
アセンションとは、本当の意味で自分を取り戻す旅。
それはつまり、「自分は小さな存在ではない」「力を持っている」「恐れるべき存在など本当はいない」
——この“真実”を受け入れることなのです。
ですが、私たちは長い間、「無力さ」「罪深さ」「従順さ」を教え込まれてきました。
だからこそ、その“真実”に近づくとき、魂は猛烈に揺さぶられます。
その揺さぶりが、“闇落ち”に見えるだけなのです。
ドゥームインプリントの正体と、隠された力
ドゥームインプリント(doom imprint)とは、魂・遺伝子・集合意識に刻まれた「破滅の記憶」です。
以下のようなテーマが含まれています:
- 無力感と敗北感
- 外的な力への恐れ(神、国家、集団)
- 迫害・裏切り・喪失の記憶
- 創造を止められた痛み
これらは、ただの“過去”ではありません。
いまこの瞬間にも、あなたの決断・思考・直感に影響を与えている「無意識の鎖」です。
そしてここがポイントです。
このインプリントは「あなたの光」を封じるためにあるのではなく、あなたが「光に還る」ための地図なのです。
このまま放置するとどうなるのか?
ここが一番大切です。
もしこの“闇”を恐れてフタをし続けた場合、こんな未来が待っています:
- 「自分はダメだ」と思いながら生きる人生
- いつまでも誰かの承認を求めて彷徨う現実
- スピリチュアルの知識だけが増えて、現実は何も変わらない日々
- ふとした瞬間に湧き上がる、“自分の人生じゃない”という虚無感
あなたはこの世界に、“ただ我慢するため”に来たわけではありません。
もし、今のままで「見ないふり」をし続ければ、闇があなたを支配する側にまわってしまいます。
でも大丈夫です。
その“闇”の中には、あなたの本当の力と役割が、ずっと眠っているのです。
闇を乗り越えるたった一つの方法
では、どうすればこの“闇落ち”を統合できるのでしょうか?
方法は意外なほどシンプルです。
「私は今、闇の中にいる」と認めること。
ただそれだけで、内なる光が“かすかに”点灯します。
そしてその小さな光を育てるために、以下のような行動を少しずつ取り入れてみてください:
- 創造的なことをする(絵、文章、音楽など)
→ 目的はいりません。ただ“創る”という行為が、魂の波動を上げます。 - 否定せずに感情を見つめる
→ 不安、怒り、悲しみはすべて、「過去の囚われ」ではなく「今ここを癒す鍵」です。 - “他人の反応”ではなく、“自分の内側”に意識を向ける
→ 外の世界は、あなたの内面の鏡にすぎません。 - 「自分はここにいていい」と小さく宣言する
→ 声に出しても、心の中でも構いません。これは魂の居場所を思い出すスイッチになります。
まとめ
“闇落ち”とは、あなたが進化をやめた証ではありません。
むしろ、魂が本気で「目覚めようとしている」からこそ起きている現象です。
それはまるで、芽吹く前の種子が、地中で一番暗い場所を通るようなもの。
光に向かうほど、深く沈む感覚があるのは当然なのです。
「私は間違っている」ではなく、
「私は今、本気で目覚めようとしている」——そう読み替えてください。
そしてどうか忘れないでください。
あなたの中にある光は、
“闇”をくぐった者にしか、放てない強さを持っています。
だからこそ、今がそのときです。
あなたはもう、闇を怖がらなくていいのです。