スピリチュアル

【あなたは忘れている】生まれる前に決めた10の魂の契約

白天 烈光(はくてんれっこう)

スピリチュアルブロガー。宇宙意識の探究者。世界トップクラスのスピリチュアルリーダーから学んだ自己超越のメソッドを発信。次元を超えた叡智を届け、魂の覚醒をサポートする。

「死んだあと、どこへ行くのだろう?」
そんなことを、ふとした瞬間に考えることがありませんか。
この世界がただの偶然でできているなんて、心のどこかで信じていないあなたへ。
もし、今この人生も、はじまる前からあなたが“ある約束”をしてきたとしたら…。
それを思い出すことが、これからの人生を変えるカギになるかもしれません。

生まれる前にあなたが交わした“魂の契約”とは?

「魂の契約」とは、私たちが生まれる前に“これを学びたい”“これを体験したい”と決めてきた約束ごとのようなものです。

ただ、私たちはこの世界に生まれた瞬間、それをすっかり忘れてしまいます。
なぜなら、忘れたままで進むことこそが、この人生という舞台のシナリオだからです。

「こんな人生、私が選んだなんて信じられない」
そう思いたくなる出来事もあるかもしれません。
でも、その苦しさの中にこそ、あなただけの契約が隠れているのです。

なぜ私たちは“忘れる”必要があるのか?

覚えていたら簡単すぎるからです。
テストの答えを知ったまま受けるようなものです。

魂の進化とは、思い出すプロセスの中にこそ起こります。

スピリチュアル作家であり心理療法家のキャロル・ピアソンは、「私たちは物語の中でヒーローになる旅を選ぶ」と語っています。
苦しみや迷いは、その旅の一部です。
そして、ヒーローはいつだって、一度“自分を忘れる”ところから始まるのです。

10の魂の契約があなたの人生を照らし出す

この世界には、誰もが同じように持って生まれてきた10の魂の契約があると言われています。
それは「もし人生がゲームなら、そのルール」でもあります。

ここでは代表的なものをいくつかご紹介します。

  • あなたは肉体を持つ存在となる
    あなたの体は、あなたがこの世界を体験するための“アバター”です。
    だから、体を責める必要はありません。今ここにいるということ、それだけでも尊いことなのです。
  • あなたは人生という学校に入学する
    毎日の出来事は、授業のようなものです。上手くいかなくてもいいのです。
    学ぶために来ているのですから。
  • 同じレッスンは、学ぶまで何度でも繰り返される
    いつも同じような人間関係でつまずいていませんか?
    それは、まだあなたが見落としている大切なサインがあるということです。
  • 他人はあなたの“鏡”である
    腹が立つ相手も、実はあなた自身の影の一部かもしれません。
    そのことに気づくと、人間関係は少しだけ優しくなります。
  • あなたにはすでに必要な力がある
    もう誰かにならなくていいのです。
    あなたの中にすべての答えは眠っています。

忘れているということが、希望そのものである理由

覚えていたら、今のあなたにはなれなかった。
それは、とてもシンプルで深い真実です。

心理学者でもありスピリチュアル研究で知られるカール・ユングはこう言いました。

「無意識に沈んでいるものが、人生を支配する。
そして人はそれを運命と呼ぶ。」

つまり、忘れたまま生きることは、自分の人生を“他人のもの”として生きることに近いのです。

けれどもし、あなたが今、この記事を読んでいるのだとしたら——
それは、あなたの魂が「思い出す時が来た」とサインを送っている証かもしれません。

このまま“思い出さない”ままでいたらどうなる?

毎朝、同じ不安と疲れで目が覚める。
自分の人生なのに、どこか他人事のように感じる。
周りの評価ばかりが気になって、自分の“好き”がわからなくなる。

そんな毎日が、何年も続くかもしれません。
そしていつか、ふと思うのです。

「あれ、私って…誰だったっけ?」

それはまるで、魂の記憶喪失です。
何のために生まれてきたのかもわからないまま、時間だけが過ぎていく。
そんな未来を、あなたは本当に選びたいですか?

契約を思い出す“ほんの小さなきっかけ”とは

魂の契約は、目に見える形では教えてくれません。
でも、日々の中にサインを置いてくれています。

  • 繰り返されるトラブル
  • 理由もなく心が惹かれること
  • なぜか怖いと思う場面

そのどれもが、「そこに契約のヒントがあるよ」という内なる声です。

だからこそ、無視してはいけません。
その小さな違和感を大事にすること。
それが、あなただけの魂の契約を思い出す入り口なのです。

まとめ

魂の契約を思い出すということは、
「自分の人生の主導権を、自分の手に取り戻すこと」でもあります。

それは決して大げさなことではありません。
今日の自分に問いかけてみる——それだけでも、契約の扉は少しずつ開いていきます。

人は、思い出すたびに輝きます。
あなたの中には、すでにその光があります。

だから、大丈夫です。
あなたの人生は、あなたが選んでいいのです。