真面目に働いている。節約もしている。それなのに、なぜか一向に楽にならない。
「自分の努力が足りないんだ」と、自分を責めてきたなら、きょうでやめてください。
あなたが報われないのは、能力のせいではありません。報われないように"設計"された仕組みの中で、真面目に走らされているからです。
稼ぎの「半分」は、手にする前に消えている
あなたの給料から、税金と社会保険料であわせて45%以上が引かれています。ざっくり言えば、稼ぎの半分。(財務省)
江戸時代の農民が苦しんだ「五公五民」、年貢で半分を取られた状態と、たいして変わりません。あなたが「働いても楽にならない」のは、気のせいではなく、そういう仕組みなのです。
「がんばれば報われる」は、いちばん高くついた嘘だった
給料の額面が少し増えても、物価の上がり方には追いつきません。だから、去年より頑張って、去年より稼いでも、使えるお金はむしろ減っていく。
「努力すれば報われる」という話は、あなたを文句も言わせず走らせ続けるための、いちばん都合のいい嘘だったのです。
「マイホーム」という名の、40年の鎖
いま家を買えば、平均で5,000万円を超えるお金がかかります。その多くが、30年、40年のローンです。(住宅金融支援機構)
数千万円の借金を背負えば、もう簡単に会社を辞められません。理不尽に耐え、しがみつくしかなくなる。「持ち家」という夢は、逆らえないように先に打ち込まれた楔(くさび)でもあるのです。
あのムカつく上司も、じつは同じ檻の中にいる
理不尽な上司に「あいつのせいだ」と思うとき、少し引いて見てください。
その上司も、上から数字で詰められ、家族とローンを抱えて逃げられない一人です。この仕組みの中で余裕を奪われ、そのなさを下にぶつけているだけ。敵は、目の前の個人ではありません。
たどれば、いちばん上には「顔のない構造」しかいません。目の前の誰かを憎んでも、あなたの人生は1ミリも変わらないのです。
仕組みは、あなたを待ってくれません。まず「お金の思い込み」を外し、自分の力で流れを変えたい人へ。お金の引き寄せを学べる講座もあります。
結局、自分で動くしかない
ここまで読んで、怒りが湧いているなら、それは正しい。ずっと騙されていたのだから、当然です。でも、その怒りを上司や政治家にぶつけて終わっても、あすのあなたは何も変わりません。
残酷なことを言います。この仕組みは、あなたが怒っても変わりません。変えられるのは自分の側だけです。刷り込まれた「お金の常識」を疑い、時間の切り売り以外の稼ぎ方を学び、小さくても一歩を踏み出す。誰も助けに来ないと知った人から、静かに檻の外へ出ていきます。